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Home 特集記事 全日本カート選手権

もはや西地域の全日本/ジュニアカート選手権に出場する意味が消滅しているのでは?【2019全日本カート】

藤松 楽久 by 藤松 楽久
2019/03/28
in 全日本カート選手権, Topics
0
もはや西地域の全日本/ジュニアカート選手権に出場する意味が消滅しているのでは?【2019全日本カート】
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前からずっと思っていたし、実際にそのような選択をしているドライバーも多く表れているように思えるのですが…、もはや全日本/ジュニアカート選手権で、積極的に西地域を選択して出場する意味が無くなっているのではないでしょうか?

OK併催が1回のみ 特殊な路面を経験できないデメリットは大きい

2019シーズンの全日本/地方/ジュニアカート選手権のスケジュールを今一度確認すると、東地域では第1戦と第4戦を除く3大会でOK部門と併催されるのに対し、西地域は第2戦のみがOK部門と併催されます。

一度でも全日本カート最高峰カテゴリーと同時開催のレースに出場した経験がある人であればわかると思いますが、スペシャルタイヤのゴムがへばりついた路面というものは、そうでないものに比べて非常に特殊なコンディションになっています。ヌルヌルしてタイヤがうまく路面をつかめていないような感触がし、ゴムを避けるためにラインも多少変化していくのです。これへの対処は、車両のセッティングよりもドライビングで行っていくべきであり、それすなわちドライバーの経験が物を言う状況です。全日本FS-125部門やジュニア選手権に出場する西地域のドライバーは、特殊コンディションの経験値を積めないまま東西統一戦を迎えることになるので、東地域のメンバーに比べて不利であると言わざるを得ません。

2019シーズンは、西地域OK併催が全くなかった2018シーズンと比べれば改善されたのでしょうか?いいえ、むしろ悪化しているのかもしれません。昨シーズンは統一戦が鈴鹿サーキットで行われていましたが、今シーズンはツインリンクもてぎに場を移すことになりました。西のドライバーは、スペシャルタイヤ路面への経験不足に加え、地の利すら生かすことができない戦いに挑まされているのです。東西統一戦の結果によってランキングが大きく変動することはザラなので、ランキング上位進出を狙うドライバーが西地域に積極的に出場する理由はありません。

もちろんこれは東西統一戦が行われない地方シリーズのドライバーには関係のないことですが、そもそも現状の地方FS-125部門は、ローカルX30シリーズのタイヤ変更に伴い、完全に出場する意味を失っています。FP-3部門が全日本格式に昇格された今、地方選手権に出る必要などどこにもありません。

局所化する西地域はもはや関西シリーズと化している

上の地図は、2019年全日本カート選手権が開催されるサーキットを表示したものです。今シーズンはオートパラダイス御殿場(静岡)とフェスティカサーキット瑞浪(岐阜)がJAF戦開催を受け持たなかったことにより、西地域は非常に局所化しています。端から端のサーキットまでは、直線距離で215kmしかありません。大阪を中心とする半径約100km圏内の関西シリーズと化したといっても過言ではありません。東地域に比べると西地域のドライバーは不利だと言いましたが、西地域の中でも特に関西地方のドライバーに圧倒的有利な状況となっているのが現状です。

確かに、東地域と比べると西地域は古いサーキットも多く、全日本選手権を開催するには役不足なコースもあるでしょう。しかし、九州・四国・中国地方には素晴らしいサーキットがまだまだたくさんあります。関西圏以外のドライバーの参戦コスト低減、そして全日本選手権を見たことがないレーシングカーターがそれに触れる機会を作るためにも、もっと開催地域を広げるべきではないでしょうか。少なくとも、同一のサーキットで2大会を行うべき明確な理由はないはずです。

「近いから出てみる」以外の価値がない

西地域は関西ドライバーに有利ですが、中部地方や関西地方のドライバーは交通の便がよいので、少し頑張って東地域へ出場するのが結果を残すことに繋がるでしょう。また局所化していることにより、関西圏以外のドライバーにとっては参戦コストが高騰し、そもそも全日本に触れる機会がないために参戦が視野に入りづらくなっています。これでは西地域の参加台数が東地域に比べて少ないのは当然です。

そもそも東西分けての全日本選手権開催というのは、かつて起こったレーシングカート人口の増加に対応するための策として行われました。参加台数が減少した今、「東西を統一したシリーズにしよう」という動きが出てくるのは必然だと言えます。しかし現在の「近いから出てみる」「東地域まで行けないから西地域に行くしかない」という、勝負とは少し異なる部分の理由でしか価値を生み出せない開催スケジュールにも、参加台数減少へ繋がる原因があります。

仮に、現状の全日本カート選手権のシステムを再構築したい、OKが開催できる比較的規模の大きいコースに集中させて開催したい、という統一された意思がJAFカート部会にあるなら話は別です。しかし、現状の東西別選手権を維持し、1戦当たりではなく全体の参加台数を増やしたいと考えるのであれば、もう少し参加者のことを考えた、建設的なコース・スケジュール設定をするべきではないでしょうか。

関連情報

【全日本カート】2019年のレーススケジュールが発表 東西統一戦がツインリンクもてぎに | Paddock Gate

2018年11月8日に、JAFより2019年の全日本/地方/ジュニアカート選手権のスケジュールが発表されました(公示No.2018-WEBK07)。

paddock-gate.com
Tags: 全日本カート選手権全日本カート西地域
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藤松 楽久

藤松 楽久

Paddock Gate 編集長。2010年に全日本カート選手権Super KF部門に出場。レーシングカートをもっと盛り上げるべく、マニアックな視点から情報を発信していきます。

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